更新日:2022年12月18日
日本の伝統芸能のひとつ、能楽。
その中で、能のシテ(主役)や地謡(バックコーラス)を担当する「シテ方」最古の流儀が
金春(こんぱる) 流です。
古い様式を残し、素朴で雄渾な芸風は豊臣秀吉をはじめ、多くの武家に愛好されました。
そんな金春流の謡(歌と台詞に相当する部分)と
仕舞(能の見どころを抜き出した短い舞)を体験してみませんか。
声の出し方、身体の使い方から丁寧にお教えします。
能体験
▼謡稽古体験
所要時間:30分 – 2000円
能の中でも有名な「高砂」の一節を謡います。
▼仕舞稽古体験(30分)
所要時間:30分 – 2000円
扇の持ち方、能の基本姿勢である「カマエ」
能の歩法である「ハコビ」等を体験して頂きます。
※扇はお貸しします。白足袋をお持ちの方はご持参下さい。服装は自由です。
▼謡・仕舞体験
所要時間:1時間 – 3000円
謡と仕舞を両方体験できます。
能教室
▼個人稽古
月2回(月謝) 応相談 ・謡・仕舞8,000円
・謡または仕舞のみ5,000円 ※学生・子供割引ございます。
稽古時の服装は、和装でも洋服に足袋でも結構です。
※グループレッスンも承ります。 ※白足袋と仕舞扇、謡本をご購入頂きます。
講師紹介

シテ方金春流能楽師 (公社)能楽協会会員 (公社)金春円満井会理事 み絲之會同人
1983年群馬県前橋市出身 國學院大學文学部日本文学科卒 80世宗家金春安明、山井綱雄に師事 平成14年 山井綱雄師に入門 平成17年 能「羽衣」にて初シテ 平成22年 能楽協会入会
現在までに「乱」「石橋」を披く
大学在学中にサークル活動を通じて能と出会い、卒業後に能楽師の道を志す。
國學院大學金春会師範代、藤嶺学園藤沢中学校能楽講座の非常勤講師を勤める他、 フランス(パリ)、アメリカ(ニューヨーク)、カナダ(バンクーバー、ビクトリア)などの 海外公演にも参加。
また、女性能楽師とジャワ舞踊家のグループ「大地の舞」を結成。 身体表現を比較するワークショップなどを開催している。
平成28年、同じシテ方金春流の女性能楽師柏崎真由子と林美佐とともに 女性を中心とした演能会「み絲之會」を発会。 女性の能の未来を模索し、技芸の向上に励んでいる。